・VTuberのキャラデザの重要性
・VTuberのキャラデザの決め方
ひつじ先生
2人の個人VTuberのマネージャーとして、企画運営などに深く携わる。当ブログのメイン執筆者
蘇芳またたび(まーちゃん)
YouTubeのチャンネル登録者40000人を超える個人VTuber
本ブログのアドバイザー
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現在VTuberは企業・個人合わせて20000人を超えているといわれています。
その中で自身を際立たせ、ファンの目に留まるためには様々な努力をしたり、戦略を立てたりしていく必要があります。
中でもキャラデザが良いことは売れるための前提条件であり、最重要項目です。
それゆえに、多くのVTuberがこだわりをもってデザインを考えています。
今回は、キャラクターデザインが良いと言われるVTuberの条件から、実際にキャラデザをどのようにどこまで考えるのかといったところまで紹介します!
是非最後までごらんあれ!
キャラクターデザインが良いと言われるVTuberの条件
「キャラデザが良いVTuber」の条件は次の2点です。
① 他のVTuberと見た目で差別化されているVTuber
② その上で登録者が多い先輩VTuberに負けないクオリティの2DモデルをもつVTuber
順に見ていきましょう。
① 他のVTuberと見た目で差別化されているVTuber
冒頭でも書きましたが、現在VTuberの数は20000人を超えていると言われています。
その中で認知してもらうためには、やはり他のVTuberと見た目を差別化することが必要です。
でも20000人もいたら多少被っちゃうんじゃない?
と思われている方!正解です!!
被ってしまうことはしょうがないのです。
そこで大事になるのがいくつかの要素を組み合わせることになります。
例えばまたたびさんを例に挙げると・・・
蘇芳またたび(最初期)
・コンセプトは妖怪猫又
・猫又なのでしっぽが2本ある
・猫耳は大きめ
・耳の下にはアホ毛
・魚の髪飾り+ひげっぽいヘアピン
・髪色は黒×赤
・おくれ毛は結ぶ
・目は黄色っぽく、黒目は猫目
・口は猫口、話している時は八重歯が見える
・和服で短めのはかま
・胸や尻、太ももがデカい(ママの性癖でもある)
・周りに白い猫の妖精がいる(頭に1匹、左右に1匹ずつ)
服装はもっと細かい設定がいくつもあります!
このようにいくつもの要素を組み合わせることで、自分だけのオリジナリティにあふれたキャラクターを作ることができます!
キャラデザは細かく決めれば決めるほど、差別化できるものになりますし、立ち絵を依頼するときに絵師さんも迷いにくくなるため、より理想に近い2Dモデルが出来上がるはずです。
② 登録者が多い先輩に負けないクオリティの2DモデルをもつVTuber
差別化を考えてキャラデザの原案を作っても、2Dモデルのできが悪いと台無しです。
よく人の第一印象は3秒で決まると言われます。中でも見た目は55%ほど影響するようです。
これはVTuberも同じことが言えますし、なんならVTuberの方が見た目が占める重要性の率は高いと思います。
例えば「VTuber ホラゲ ライブ配信」とYouTubeで検索したときに、ずらっと出てくるサムネを眺めて、同じような内容であれば、まず容姿のクオリティが高いVTuberの配信に流れる人が多そうですよね?
たしかに・・・
もちろんサムネや同接の差など他の要素も関係してくるところですけどね!
当然配信の内容が好みに合わないとすぐに離脱されてしまいますが、そもそも見てもらわないことには何も始まりません。
先輩の成功しているVTuberの多くはそこのところをしっかり押さえているため、後発組が適当な2Dモデルで勝負を挑んでも到底かないません。
ですから、せめて同じくらいのクオリティの立ち絵が描ける絵師に依頼して始めることが最低条件になります。
ここだけは本当に妥協しない方がいいです。納得できる絵師にしっかりとした額を払って描いてもらいましょう。
具体的には登録者20000人以上のVTuberの人と比べて、立ち絵のクオリティが劣らない絵師の方に依頼してみることをオススメします!
実際にキャラデザを考えよう!
「見た目の良いVTuberの条件」を知った上で、次はいよいよキャラデザを作っていきましょう!
待ってました!!
STEP1:自分が1番書きやすいメモ帳などを用意する
「え、そんなことですか?」と思われそうですが、今回に限らずVTuberとして活動していく中でメモ帳類はあらゆる場面で活躍します。
せっかくなので、自分に1番合っているメモ帳やアプリを見つけておくと良いと思います。
すでに自分が使いやすいメモ帳やアプリがあるよという方は、とばしちゃってください!
正直使いやすければ何でもいいのですが、もし今思いつくものがないのであれば「simple note」をオススメします!
これはひつじ先生が激推ししているアプリで、普段の仕事でも大変重宝しています。
なんといってもアプリを入れて同期させるだけで、スマホでもPCでも同じメモを簡単に呼び出せてしまうのが大きいです!
外出中に思いついたことをスマホにメモしておくと、あとからPCで開いて簡単に内容を確認したりコピペしたりすることができるため、作業効率が上がりますよ。
ダウンロードはこちらからどうぞ!!
ちなみに私は、最初手元にあったクロッキーに情報をまとめていきました!
STEP2:箇条書きでキャラデザをまとめよう
メモ帳が決まったら、どんどんキャラデザの詳細を決めていきましょう。
はじめは思いつきでたくさん書いてしまってもいいと思います。
どんなことを決めればいいか迷ってしまう方は最低限次のことを決めると良いと思います。
部位 | 最低限決めるべき要素 |
---|---|
髪 | 長さ、色、髪飾り等の装飾品の有無 |
目 | 色、大きさ、形(つり目、たれ目など)、眼帯等装飾品の有無 |
口 | 歯の有無、八重歯やギザ歯、マスク等装飾品の有無 |
肌 | 肌の色 |
体 | 体長、女性VTuberであれば胸の大きさなど |
服 | 服装、靴、チョーカー・ブレスレットなどの装飾品 |
部位 | 最低限決めるべき要素 |
---|---|
髪 | ロング(癖あり)、色は黒×赤、おくれ毛は結ぶ、耳の下にアホ毛、魚の髪飾り+ひげっぽいヘアピン |
目 | 目の色は黄色で黒目は猫目、少し釣り目なイメージ、装飾品は無し |
口 | 口は猫口で見える歯は八重歯のみ、口周りの装飾品もなし |
肌 | アジア系橙色 |
体 | 身長160cmくらい、胸や尻、太ももは大きめ |
服 | 和服に短めのはかま、下駄をはいている |
これに加えて、「尻尾は2本、色は黒×赤」、「大きめの猫耳」、「周りに白い猫の妖精がいる」などの要素を決めて、ママに相談したようです。
ママって誰のこと?
VTuberの立ち絵を描いてくれる人のことを、この界隈ではママと呼んでいます。
これらを決める際、自分の好みを押し出して考えることは悪いことではありませんが、ファンのことを考えるとある程度多くの人に好きになってもらえそうな見た目を意識することも大事になってきます。
すでに人気のあるVTuberや、アニメや漫画の人気キャラなどをリサーチして参考にするのも良いですよ!
VTuber準備段階の中でも最も重要なフェーズですので、時間を使ってじっくり考えましょう。
STEP3:第三者の視点を入れる
最後に可能であればですが、VTuber活動をしていくことを話せそうな友人や家族にチェックをしてもらうと良いです。
自分一人だけで考えた案には偏りがつきものですし、他者にチェックしてもらうと自分では気づかなかったアプローチやアイデアを提供してくれることがあるからです。
早速友達に相談しよう!
多くの人に見てもらいすぎると意見がたくさん出た時に困ってしまうので、2人くらいにしておくのがオススメですよ。
またたびちゃんに聞いてみた(Q&A)
まとめ:オンリーワンのVTuberを目指そう!
今回の記事があなたのキャラデザづくりの参考になっていたら幸いです。
「2Dモデル」、「PCの購入」はVTuberを始めるにあたって必要な経費の中でも最もお金をかけるところなので、やりなおしが難しいところです。
何度も言いますが多少時間をかけてでも、納得のいくキャラデザの原案を作り、納得できる絵師さんに依頼をしてください。
それでは、よいVTuberライフを!!