Youtubeライブ配信で同接を上げる工夫5選

この記事を読むとわかること

・Youtubeにおける同接についての考え方がわかる
・同接を伸ばす方法がわかる

この記事の筆者

ひつじ先生
2人の個人VTuberのマネージャーとして、企画運営などに深く携わる。当ブログのメイン執筆者

蘇芳またたび(まーちゃん)
YouTubeのチャンネル登録者40000人を超える個人VTuber
本ブログのアドバイザー

詳しいプロフィールはこちら

VTuberとして活動していく中でチャンネル登録者、同接、再生数の3つは目に見える数字であり、常に気になりますよね!

ひつじ先生

私自身も、マネージャーをしている子たちが配信をしている時、常に同接が気になっていました。

それゆえに思ったように数字が伸びず、困っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、私たちが活動をしていく中で考えた特に意識してほしい5つの工夫を紹介します。

この5つを意識して継続できれば、同接を上げることができるはずです

まなび

最大同接100人以下の方には効果が期待できるはず

目次

前提条件と同接の考え方について

同接を上げるための工夫を話す前に、そもそもの前提条件と同接というものの考え方について少しお話しします。

大切な項目ですので、一読推奨です。

同接を上げるための前提条件

まず前提条件についてです。同接を上げるためにはVTuberで伸びるための前提条件がクリアされている必要があります。

それが以下の三つです。

同接を上げるための前提条件

① 見た目が良い
② 配信環境が安定している
③ 継続できる

この3つのうち1つでも欠けていると確実に伸びにくくなります。

この3つの条件については、以下の記事でしっかり説明しているので、ご一読ください。

同接の考え方

次に同接についての考え方です。

配信を見にきてくれる人は、ほとんど次の3つに分かれます。

配信を見に来てくれる人3パターン

① どんな配信でもあなたの配信が見たい人(自身のファン)
② コンテンツによって見に来てくれる視聴者(コンテンツのファン)
③ その他(初見さん)

詳しく説明していきます。

① どんな配信でもあなたの配信が見たい人【自身のファン】

雑談、ゲーム、歌など、どんな配信でも、自分の都合が会う時には見に来てくれる、あなた自身のファンの人たちです。

ひつじ先生

とてもありがたく頼もしい存在です。

当たり前ですが、この層の視聴者が多ければ多いほど、配信の同接は安定します。

② コンテンツによって見に来てくれる視聴者【コンテンツのファン】                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

「あなたがしている雑談配信が見たい」、「あなたがしている歌配信」が見たいなど、全てを見に来るわけでは無いですが、コンテンツによって見に来てくれる人たちです。この層の人たちがどれくらい見に来てくれるかによって、同接は大きく変わります。

実際にはもっと細かく、「この人のモンハン配信が見たい」、「この人の罰ゲーム付きの雑談配信が見たい」といった特定の配信だけ見たいという視聴者の方はたくさんいます。
同じゲーム配信というジャンルにおいても、ゲームタイトルや企画によって大きな同接の差が生まれるのは、これが原因でもあります。

③ その他【初見さん】

その他に属するのは次のような人たちです。

・誰でもいいからそのコンテンツの配信を見たくて検索した。
・Youtubeのおすすめに出てきた。
・Twitterで回ってきたからなんとなく見た。
など

その中で最も多く見にきてくれる人は「Youtubeのおすすめに出てきた人」だと思います。

Youtubeのシステムは上手にできており、自分が興味がありそうな動画や配信をおすすめに上げてくれます。

例えばその人がVTuberの朝活配信をたくさん見ている人であれば、他のVTuberの朝活配信がおすすめに出やすくなるはずです。

また、前に自分の配信を見に来てくれた人にも再びおすすめされる率が高くなります。

ひつじ先生

それを踏まえて、まーちゃんが駆け出しのころの2つの配信を比較してみます。

① どんな配信でもあなたの配信が見たい人【自身のファン】
② コンテンツによって見に来てくれる視聴者【コンテンツのファン】
③ その他【初見さん】

左が当時メインコンテンツとして配信していたウマ娘配信(1週間に5日程度の配信頻度)のグラフ、

右が同じ時期に突発的に行った、別のゲーム配信のグラフになります。

推測も入りますが、だいたいこの頃の傾向を見ると上のグラフのように①【自身のファン】が25人くらいでした。

ウマ娘の配信は②【コンテンツのファン】が50人くらいいたため、上の図のような結果になっています。

このことから同じ人の配信でも内容によって、同接の数は変わることが分かります。

まなび

特にメインコンテンツが育ってくると、配信によって大きな差を生みます。

上でも触れましたが、
①【自身のファン】の数は同接の安定性に、
②【コンテンツのファン】はそのコンテンツにおいて大きく同接を伸ばすことにつながります。

もちろん見に来てくれる全員の人が、いきなり①【自身のファン】になってくれることが理想ですが、それは正直無理です。

現実的な同接を増やしていく順序は、
まず③【初見さん】に②【コンテンツのファン】になってもらう
それから配信を何回も見てもらう中で①【自身のファン】になってもらう
です。

ひつじ先生

中には、いきなりバズって①【自身のファン】を爆発的に増やす人もいますが、着実に少しずつファンを増やしていくことが基本線ですよ。

同接を上げるために必要なこと5選

前提条件と同接の考え方がわかったところで、実際に同接を上げるための工夫を紹介します。

① サムネには手間をかける

サムネはその配信の顔です。

タイトルよりも目立つものであり、サムネの良し悪しでクリックされるかされないかが決まると言っても過言ではありません。

まなび

せっかくオススメに出ても全くクリックされなかったら意味がないよね。

サムネを作る時に意識するのは3つです。

・誰が配信するかわかる
・内容がわかる
・インパクトがある

どの配信のサムネも必ずこの3つをクリアするようにすると、それだけで適当に作ったサムネとは大きな差が出るはずです。

かといっていきなりサムネを上手に作るのは難しいですし、デザインに自信がない人も多いと思います。

そんな人はまず他の人のサムネの構成や字体などを参考にすると良いでしょう。

Youtubeで探すのも良いですし、おしゃれなサムネをまとめてくださっているサイトもあります。

ひつじ先生

魅力的なサムネを作るのは時間がかかりますが、慣れてくるとスピードもアップしていきます。

まなび

良いサムネは少しいじって使いまわしもありだね!

② 視聴者が見たい内容の配信をする

魚がいないところに釣り糸を垂らしてもしょうがないのと一緒で、視聴者にニーズが無い配信をしても人は来ません。

つまり、これを意識できていないと上の章で話した②【コンテンツのファン】、③【初見さん】が来ない配信になり、同接の多い配信は望めません。

次の5つは多くのVTuberが配信しており、間違いなくニーズはあります。迷ったらまずこの中のものに挑戦してみるとよいでしょう。

・歌
・雑談
・ゲーム
・ASMR
・同時視聴

※もちろん、ゲームならどのゲームをやるか。同時視聴ならどの番組の同時視聴をやるかも凄く大事なポイントです。

ひつじ先生

視聴者にニーズがある配信であっても配信数が多すぎるカテゴリーに手を出すのはおすすめしません。

まなび

例えばFPSは視聴者も多いのですが、その分配信数も多いため凄く上手い人でも同接を取るのは大変です。

また、最初は登録者数千人台で同接がしっかり取れている人の配信内容を参考にするのがおすすめです。

登録者が多い人の配信は、上の章で話した①【自身のファン】も多い傾向にあるため、あまり参考になりません。

まなび

大手企業の人たちは、どんな配信をしても人を呼んでいるしね!!

③ プラスアルファの要素を加える

雑談、歌、人気のあるゲームなどに手を出す際、その配信をしている他の人との視聴者の奪い合いが発生しています。

そこで他の配信者の方と差別化することがとても大切になってきます。

まなび

プラスアルファの要素があると、「少し気になるな」と思って見に来てくれる人が増えますよ!

ひつじ先生

別に難しいことでなくてもいいと思いますし、他の人のしていたことを参考にするのも良いと思います。

プラスアルファの例① 時間制限を設ける

時間制限を設ける+流行の縦型配信

プラスアルファの例② 独自のルールを入れ込む

今どれくらい薄くなっているか覗きに来たくなるようなエンタメ性のある配信

プラスアルファの例③ 目標を決める

目標を決めて行う配信

④ 話術を磨く

配信者にとって大切なスキルのうちの一つです。

ただ、初めから上手に話せる人などほとんどいません。

まなび

配信を重ねる中で少しずつ話せるようになっていくよ。

話すことが苦手な方は、まず次の2つのことだけ意識しましょう。

無言の時間を極力減らす

テンポが悪い配信は居心地が悪く、ブラウザバックされる原因になります。

調べて見たところラジオでは5秒無音が続くと放送事故と言われるそうです(諸説あります)。

なので、配信でも5秒以上無言が続かないように注意すると良いでしょう。

コメントはなるべく読む

コメントが少ないうちは全てのコメントを読むつもりくらいでコメント返しをすると良いです。

コメントする人にとってコメント返しが来ることは気分が良く、「もう少しこの配信を見たいよう」「またコメントしよう」「次も見にこよう」と思ってもらえる一因になります。

⑤ 時間・時刻を意識する

時間・時刻については2つ気をつけてほしいことがあります。

配信開始の時刻を毎回同じにする

開始時刻を固定することで「この時間はこの人の配信を見る時間」というように、視聴者の生活ルーティンに入っていくことができます。

ヒカキンさんのような大物YouTuberさんもとっていた手法であり、多くのYoutuber、VTuberが行っています。

二つ目は配信時間の工夫です。

自分の配信の時間帯に、他の人がたくさん同じカテゴリーの配信をしていると、その分視聴者の取り合いになります。

当然夜の19時から23時くらいまでは大手の企業をはじめとした強いVTuberと被る率が高くなるわけです。

よって、同じカテゴリーの配信をしているVTuberが何曜日のどの時間帯に配信しているかを調べて、そこを避けて配信するのも大切です。

意外に深夜や平日の朝の時間帯などでも人は来るものなので、初めは少し変わった時間帯で配信して見ても良いかもしれません。

ひつじ先生

いろいろな時間帯で試してみて、一番人がきそうな時間帯を見極めるのもオススメです。

まとめ

今回は同接をテーマにお話してきました。

まなび

おさらいしていきましょう!

同接を上げるための前提条件は3つです。

同接を上げるための前提条件

① 見た目が良い
② 配信環境が安定している
③ 継続力がある

必ず全てクリアしましょう。

同接を考える上で大事なのは、だれが見に来てくれるものなのかを考えることです。

配信を見に来てくれる人3パターン

① どんな配信でもあなたの配信が見たい人【自身のファン】
② コンテンツによって見に来てくれる視聴者【コンテンツのファン】
③ その他【初見さん】

①【自身のファン】が増えると同接は安定してきます。

③【初見さん】をいかに②【コンテンツのファン】にできるか。②【コンテンツのファン】をいかに①【自身のファン】にできるかが、様々な配信で同接を増やしていく鍵でしたね。

配信の同接を上げるために必要なことは5つありました。

① サムネには手間をかける
② 視聴者が見たい内容の配信をする
③ プラスアルファの要素を加える
④ 話術を磨く
⑤ 時間・時刻を意識する

どれも視聴者側の立場で考えると納得できますよね!

ひつじ先生

このブログでは、今後も私たちが経験してきたことを基に情報を発信していきますので、まだの方はお気に入り登録もよろしくお願いします。

まなび

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